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2011年度 旅客サービス部会
部会長 信山 重広
出身LOM 小金井青年会議所

 2011年度一年間の活動報告をいたします。
 昨年は、国内では3月11日に発生した東日本大震災、福島第一原発の爆発による放射能汚染、夏には台風12号、13号が続いて猛威をふるい、海外においても、地震や津波が多く発生し、全世界的に甚大な被害がもたらされた年となった。私どものタクシー・バス業界においても、上記のような災害による風評などの被害や、経済環境の悪化により、営業収入が下がり、大変厳しい経営をしいられる年となった。そのよう中、業界団体に先駆け、復興支援策として被災地にタクシー車両を提供する運動を行いました。皆様の協力、ご紹介により提供できた車両数は20両を超え、青年会議所の精神をPRすることができました。ご協力いただいた皆様に心より感謝します。
 また、品川で踏切に落下し個人タクシー乗務員が死亡した事故を、きっかけに乗務員の高齢化が問題となり、定年制が検討されるなど、今までのビジネスモデルでは経営が成り立たなく、私どものタクシー業界として大きな変化が求められている。
 2月は、大阪にて通常総会及び例会を開催した。地域の動きについてメンバー間の情報交換を行なったが、各地においてメンバーが先導的に取り組んでいる姿は心強い限りであった。近畿運輸局自動車部長 長井総和様より「これからの旅客サービスについて」というテーマでご講演いただきました。
 4月には、被災地への支援などを含めた情報交換を行い、国土交通省自動車交通局旅客課専門官古井拓郎様より「タクシー適正化・活性化法の施行状況等について」というテーマでご講演いただきました。専門官が我々と年齢が近いことも活発な意見交換をすることができた。各これも、10年以上にわたり2月には近畿自動車部長、4月と11月には国土交通省の方を講師に招いていることによって太いパイプが出来ていることがベースとなっていると実感する。今後も同世代である役人の皆様と、業界の主張をするのではなく、青年会議所運動の基本であるまちづくりを原点としながら業界として何が出来るのか、何をする必要があるのか、の議論を深める機会を作っていきたい。
7月には、北海道にて例会を開催した。講師としてシニア会員でもある日本航空の藤澤義博様より「北海道観光の現状と課題」について講演いただきました。
 10月には、熊本にて例会を開催した。第一部では路上駐車問題の先進地である熊本の現状を熊本北警察署 中田係長と熊本市タクシー協会 小山委員長よりご講演いただいた。中田係長よりこれに関わっていた暴力団の排除など熱心に行ったことをお話しいただきました。また、各乗り場にガードマンを配置し、乗務員証に組み込まれたICチップによる乗り場利用料の徴収などは非常に参考になった。第二部では、「労働問題についての講演(賃金問題)」について社会保険労務士の伊東毅様よりご講演をいただきました。
 11月には、東京にて最終例会を開催した。第一部ではシニア会員の高垣先輩より、「インバンウンドツーリズムの取り組みについて」をテーマにご講演いただきました。非常にタイムリーな話題を
わかりやすくおはなしいただき、大変参考になった。第二部では、「旅客自動車運送事業の最近の動向について」をテーマに国土交通省自動車局旅客課長鈴木昭久様にご講演いただきました。
 会員拡大については、いまだ大きな成果を挙げることが出来なかった。業界のメンバーが減っていることもあるが、もっと積極的なPRが必要であると実感した。次年度以降も最大の懸案課題である。
 名簿の改定や地区別の会員交流会の実施などメンバーの部会への参加意識を向上させるための取り組みについて達成することが出来なかった。ホームページの活用を図り、情報交換や外部への発信を行い、ビジネスへ結び付けようとしたが、限られた会員からの情報の発信で留まってしまった。なかなか頻繁に集まれない経済環境だからこそ、もっと頻繁に日常的な情報のやり取りが必要であった。次年度以降の課題として取り組んでほしい。
最後になりますが、会員減少や業界の不況状態など部会運営について原点に立ち返った見直しが迫られている。現役会員・シニア会員区別なく青年会議所に学んだものを生かして、各企業の経済活動を通じて社会貢献するという原点に立ち返り、部会の存在価値を問い直す一年であってほしい。
部会運営に支援いただいた全ての皆様に感謝申し上げ、一年間の報告といたします。誠にありがとうございました。



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